10.30大フォーラム 日比谷野音

「骨格提言」は、しょうがいしゃが地域で、社会で、暮らしていくために、絶対に実現して行かなければならないものです。

 そのためには、しょうがいしゃのより強力なアピールが必要です。

 毎年10月日比谷に結集する連帯の灯を消してはなりません。

 

 私たち大フォーラム実行委員会は、こうした思いの人々が集まり結成されました。

 

ことしもやります!大フォーラム!

「骨格提言」の完全実現を求める

10.30 大フォーラム

2018年10月30日(火)

日比谷野外大音楽堂にて正午より

だいふぉーらむ

10がつ30にち(かようび)

ひびややがいだいおんがくどうにて

じかん:12じから15じ

(11じからなかにはいることができます)

 みなさまの、ご協力ご参加を心よりおまちしております。


実行委員のみなさま、会議をのぞいてみたいみなさまへ。

次回会議のお知らせ

9月20日(木)18:30~21:00
上北沢区民センター1F 第1・2会議室
京王線「上北沢」駅南口徒歩5分(世田谷区上北沢3-8-9)
となります。ぜひご参加ください。

 

(9月2日更新)


◇大フォーラム実行委員会主催 厚生労働省・内閣府交渉のおさそい◇

 

2018年9月発信

 

しょうがい当事者が、厚労省、内閣府と交渉します

10・5厚生労働省・内閣府交渉にぜひご参加ください。

しょうがいの種別を超えて結集して活動している、「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会は、昨年に引き続き厚労省と加えて今年は内閣府との交渉を行います。

ぜひ、ご参加・ご協力をお願いします。

 

日時  10月5日(金) 13:30~16:00

場所 参議院議員会館 講堂

受付 12:30~13:30

参議院議員会館ロビーにて

 

【交渉参加省庁】 厚生労働省、内閣府

【紹介議員】福島みずほ参議院議員

【しょうがいしゃ側 交渉参加団体】(順不同/敬称略)

「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会 実行委員長 横山晃久

(構成団体の一部)日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会/全国公的介護保障要求者組合/ピープルファーストジャパン/精神障害者権利主張センター・絆/障害者の生活保障を要求する連絡会議(障害連)/難病をもつ人の地域自立生活を確立する会/怒っているぞ!障害者切り捨て-全国ネットワーク/脳性マヒ者の会・一歩の会 ほか多数

 

【当日スケジュール】(予定)

日時:10月5日(金)13:30~

 ※一般参加者受付は、12:30~13:30 参議院議員会館ロビーにて

場所:参議院議員会館 講堂 ※国会議員各位は直接会場へ起こしください。

<1部>13:30~14:15 難病と谷間のない障害者制度について

<2部>14:15~16:00 介助者不足の問題について

※交渉終了後、同会場にて会見を行う予定です。

「『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム」は、2011年に障害当事者・関係者が政府とともに作った「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」の完全実現を求めている団体です。今年は、10月30日(火)に日比谷野外音楽堂にて、大フォーラムを開催します。

 

<申込み・問合せ>※当日参加も可能ですが、なるべく事前にお知らせください。

自立生活センターHANDS世田谷内:横山晃久 または 菅原和之

TEL:03(5450)2861 FAX:03(5450)2862  

E-mail  hands@sh.rim.or.jp   または  cxe00542@nifty.ne.jp

URL  https://daiforamu1027.jimdo.com/

 

◇上記の交渉に先立ちまして、大フォーラム実行委員会は質問状を送付しています。内容は、スクロールしてごらんください。

(9月11日更新)





私たち抜きに私たちのことを決めるな!


しせつやびょういんにすみたくない!

つくいやまゆりえんじけんをわすれない!!

みんなとなかよくこのまちでいきたい♡



 

◇25条集会のおしらせ

(大フォーラム実行委員会はこの集会の共同実行委員会に参加しています)

 

憲法25条を、守り、活かそう

10.25中央行動

10月25日木 日比谷野外音楽堂

◇厚労省包囲行動

 

スケジュ―ル

12:00 | 開場 12:30|文化行事

13:00|中央集会開会 H-15:10 | 厚労省包囲行動

15:30 | 閉会

集会後のデモ・パレードは行わず、厚労省包囲行動を実施します。

 

※同時間帯でグループ分けして

以下の行動を並行して取り組みます (1記者会見 (2)国会議員要請厚労委員) (3)厚労大臣・副大臣要請

【シャッポくん) ・人間らしく生きることの

できる社会保障・社会福祉制度を求めて勉強中。

「社会保障・社会福祉は国の責任で」

10.25中央行動への参加・賛同を呼びかけます

 

 誰もがいきいきと希望をもって 、安心して生きられる社会にすること は、私たちみんなの願いです。「自己責任」と「営利 化」を基本にした「社会保障解体」では、国民のいのち・くらしはまもれません。

 

 私たちは、社会保障・社会福祉は国の責任だということを、改めて政府に求めます。

 10月25日には、日比谷野外音楽堂で集会・厚生労働省包囲行動を中央行動として、実施します。

 医療、介護、保育、障害、生活保護、高齢者など、各分野の現場実態からの発言を中心に計画しています。

  ぜひ、ご一緒に手をつなぎ、「憲法25条を守り、活かそう!」の大きな世論を創りだしましょう。

 

集会事務局 (お問い合わせ先)

「憲法25条を守り、活かそう」共同実行委員会

中央社会保障推進協議会/TEL:03-5808-5344 きょうされん/TEL:03-5385-2223 全国福祉保育労働組合/TEL:03-5687-2901 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会/TEL:03-3207-5937 全国生活と健康を守る会連合会/TEL:03-3354-7431 日本高齢期運動連絡会/TEL:03-3384-6654 いのちのとりで裁判全国アクション/inotori25@gmail.com

(9月13日更新)





 

『骨格提言』の完全実現を求める大フォーラム2018

 

 

 「尊厳をもって共に生きる社会」は、待っているだけでは実現しません。

  

今の日本では「施設や病院から出たいけど公的な支援がない」、「国に指定されていない難病はどんなに困っていても公的な支援がない」、「介助が必要なのに通学・通勤のための公的な派遣が認められない」、「65歳(特定疾患は40歳)になると介護保険制度を強要される」などなど、当事者は制度にふり回されています。

 

  障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の『骨格提言』は、縦割り制度を乗り越え、必要な支援の保障をめざして2011年に提言されました。障害当事者、家族、行政、医療等専門家など多様な立場の代表である、55人の委員の総意です。

 

  実現に向けた具体的な方法、段階的な進め方も提言されましたが、2018年現在、『骨格提言』は国の施策や社会に反映されているでしょうか。

 

 

 

社会保障費は削られ、虐待事件は後を絶たず、津久井やまゆり園事件が起こり、「出生前診断」による中絶や「尊厳死」を後押しする声も増え続けています。

 

  「病気・障害を克服する」という風潮、優生思想は根強く、『骨格提言』は風前の灯ではないでしょうか。

 

  

『骨格提言』6つのポイント

 

1.  障害のない市民との平等と公平

 

2.  谷間や空白の解消 

 

3.  格差の是正  

 

4.  放置できない社会問題の解決

 

5.  本人のニーズにあった支援サービス  

 

6.  安定した予算の確保

 

 

 

『骨格提言』が完全に実現した社会を想像してみてください。イイよね?

 

  「どんな障害があっても共に生きる社会」は、今生きている私たちが実現をめざすしかありません。声をあげましょう!尊厳をとり戻しましょう!私たちぬきに私たちのことを決めるな!!

(9月2日更新)




◇8月31日に、役所の障害者雇用率水増し問題に対し、厚生労働省前で抗議行動をおこないました。



上記チラシは、ご連絡いただければお送りいたします。ハンズ世田谷まで。





◇大フォーラム実行委員会は、2018年10月5日の厚生労働省・内閣府交渉にさきだち、以下の質問状を送付いたしました。

(9月10日更新)

2018 年 9 月 4 日

 

内閣総理大臣 安倍晋三 様

厚生労働大臣 加藤勝信 様

 

「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会

実行委員長 横山晃久

【連絡先】 154-0021 東京都世田谷区豪徳寺 1-32-21 スマイルホーム豪徳寺 1F 自立生活センターHANDS 世田谷気付 電話 03-5450-2861/FAX 03-5450-2862

 

質 問 状

 

私たちは、障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言(骨格提言) の完全実現を求めています。

厚生労働省は、国会において、2012年以来、この「骨格提言」を段階的 に実現していく、との答弁を繰り返してきました。したがって、厚労省として は、「骨格提言」を実現すべきものと考えておられるものと思います。

こうした観点から、以下の質問を行いますが、昨年9月29日の交渉で答弁 された厚労省の職員の中には、「骨格提言」を読んでいない、という方がありま した。今回の交渉では、この「骨格提言」の内容を踏まえた上でのご回答を要 請します。

 

★難病者に介助保障を求めます

(1)「骨格提言」においては、「【表題】難病等のある障害者の医療と地域生活」 の項目で次のように書かれています。

「難病等のある障害者について、・・・それらの人に対しては障害者総合福祉 法にもとづく生活支援が講じられるとともに、医療及び就労分野の法令におい て、医療を受けながら地域生活、特に働き続けることができる環境の整備につ いて規定していくことが必要である。」

厚労省として、この見解に賛成されますか?

 (2)昨年、9月29日に行いました交渉の場において、私たちは、次のよう に主張しました。

「指定難病ではない難病者であっても、障害支援区分認定の基準に当てはま り、難病であることを証明する医師の診断書、もしくは意見書、その他、障害 特性に関して専門的な知識を有する専門職の意見書があれば、障害者総合支援 法における介助を保障すべきである」

厚労省側は、障害者総合支援法の支援区分認定基準は客観的であるとしなが らも、「健常者が入り込む可能性がある」と発言しました。

このやり取りを踏まえ、以下のことを質問します。

1 客観的な総合支援法の障害支援区分認定基準が当てはまっても、健常者が入 り込む可能性とは、どのようなことを想定しているのでしょうか?

2 障害支援区分認定基準に当てはまり、かつ、医師の診断書または意見書等が ある場合においても、健常者が入り込む可能性はあると想定されますか?

3 障害支援区分に当てはまり、医師の診断書もあり、小児慢性特定疾患の認定 による医療費助成を受けていたことがある人の場合はどうですか?

  (3)別紙に記載している 1 型糖尿病の方は、障害支援区分で重度の区分に当 たるはずです。小児慢性特定疾患認定による医療費助成も受けていました。し かし今は、何の障害福祉も受けることができないでいます。

1年に20回(月に1回以上)昏睡に陥ることがあり、家事を全くできない 日が週に3日以上あり、歯磨きをした後に、その場で2時間以上にわたって動 けなくなる、などの状態にあります。

この方に、障害者総合支援法に基づく介助制度を適用すべきと考えますが、 厚労省の見解を示してください。

 

★介助者の不足を解決するために

(1) 自治体からホームヘルプの支給決定を受けても、現実にヘルパーが不 足していて、支給決定時間に介助に入ってくれる人がいない状況があります。

また、福島県では、東日本大震災に伴う福島第一原発事故以降、若い世代の 県外への転出という状況もあり、介助者が高齢化している状況があります。あ る方の場合、介助者は、60歳から76歳の方々がヘルパーとなっています。

このような状況を、政府として認識していますか?

(2) 日本国憲法第二十五条の生存権保障、第十三条の幸福追求権の保証、第 二十二条の移動の自由の保障の観点から、こうした介助者不足を解決するのは、 政府の責任であると考えます。

厚労省の見解を示してください。

(3) 介助者不足の大きな原因は、低賃金など労働条件の問題です。「骨格提言」 では、以下のように述べています。 ---------- 【表題】福祉従事者の賃金における基本的方針と水準 【結論】

○ 障害者の安定した地域生活を支える人材を確保し、また、その人材が誇り と展望をもって支援を継続できるようにするため、少なくとも年齢別賃金セン サスに示された全国平均賃金以下にならないよう事業者が適切な水準の賃金を 支払うこととする。

○ そのためには、事業者が受け取る報酬の積算に当たっては、少なくとも上 記水準の賃金以下とならないような事業報酬体系を法的に構築すべきである。 ------------

この記載通りの報酬体系の構築を、いつまでに行うつもりでしょうか?

(4) しょうがいしゃは、現実の生活を支えるために、駅や大学などの門前で 介助者募集のビラを撒き、何とか生活を支えようとしてきました。

しかるに近年、大学の門前でのビラまきを大学当局が許さない、という事態 があります。こうした大学当局の姿勢は、厚労省が社会福祉法などで政策化し ている共生社会づくりにも反する行為だと考えます。

  厚労省として、大学当局などに、こうした姿勢を改めるように働きかけるべきと考えますが、見解を示してください。

(5) 内閣府が所管する障害者基本計画(第4次)では、以下のように記載さ れています。

「地域社会における障害者への理解を促進するため、福祉施設、教育機関等と 地域住民等との日常的交流の一層の拡大を図るとともに、NPO法人(特定非営 利活動法人)、ボランティア団体等、障害者も含む多様な主体による障害者のた めの取組を促進するため、必要な活動環境の整備を図る。」

この環境整備にとって、介助者募集のビラを撒かせないというような大学の 姿勢は看過できないものと考えます。

  内閣府として、対処する方策を示してください。

(6) ボランティアとして、介助活動にかかわった人が継続的に介助を続けて いくためには、ヘルパーとして、賃金を受け取ることが必要となります。その 際、資格の取得のための費用やエネルギーは、日々の介助に入るためには邪魔 となります。

そこで、介助を受けるしょうがいしゃが推薦すれば、ヘルパーとして賃金を 受け取り、働き続けられる制度を作るべきだと考えます。

 厚労省の見解を示してください。

 

 

(以下は添付別紙)

 

事例)1型糖尿病  40代女性 同じ病気をもつ夫と二人暮らし

 

① 低血糖は毎日あり、週に概ね3回は重症低血糖となり、ほぼ寝たきりの状態にる。

② 寝たきりの状態においては、歩くこともできず、どうしても必要なメールや原稿は、寝ながら言葉で書く。

③ 家事は一切できず、夫が動ける時は買い物、調理、配膳、血糖測定、補食など介助をしてくれる。

ただし夫は常勤で働いており、休日は休養のため家事などができない。

④ 最低限のトイレは行くが、動きたくないのでガマンする。

⑤ 着替え、洗顔、シャワー浴もできない。

⑥ 歯磨きを1回はやろうとするが、歯を磨いていたら、その場に倒れこんで2時間眠

り込んでいたこともある。

⑦ 話すこと、聞くこと、理解することができなくなり電話にも出られい。

⑧ 食事は配ぜんはできない。食事は自力でできるが、噛むことも面倒なので、その時はビダーインゼリーなどで済ませている。

⑨ 視力は著しく低下し、ぼやけてしか見えない。

⑩ 低血糖時は著しく落ち込み、特定の人でなければコミュニケーションがとれなくなる。

⑪ なんとか外出できる状態のときも、疲労困憊となり、外出の帰りに、惣菜、パンを買って翌日の食事に回すなどしている。お米を炊けずに朝食をチキンラーメンにする場合もある。

⑫ 昏睡は平均月1~2回、年20回程度。昏睡まで行かない低血糖は、1日のうちに数回、数時間程度ある。時間帯は日によって違う。低血糖になるとADLが低下する。

⑬ 低血糖状態においては,意識障害に陥り救急車で搬送されることもあった。

⑭ 昏睡中には夫がブドウ糖を口に含ませてくれる。その時は嚥下はできない。嚥下しなくても口に押し込んでいもらえれば、口腔内で吸収し、昏睡状態から脱することができる。

⑮ 意思決定_血糖値が下がると意思決定ができないので、緊急カードを持っている。

⑯ 危険の認識_血糖値が下がると避難行動などはできなくなる。

⑰ 低血糖時は、感覚の鈍磨、手・舌のしびれがある。

⑱ さらに,意識障害が生じて,異常行動を起こすこともある。たとえば、友人とお喋りをしたところ、普段話さないような言葉使いになり、「ふざけるな」などと脈略なく口走ることもある。

⑲ 高血糖のときは、のどの渇きを覚え、排尿の頻度が高くなる。さらに、だるさや嘔吐などを伴う。

高血糖時には、インスリン製剤を投与して血糖値を下げる対処が必要である

⑳ インスリンポンプでのコントロールだが、完全ではない。自動の計測器も8時間に1度腕にかざさないとデータが消えてしまう。

㉑ インスリンポンプの装置である腹部に刺しているカニューレが外れたり、ポンプ自体の機能不全により、糖尿病性ケトアシドーシス(酸性血症。昏睡して死亡する場合もある)になりかけたことが2017年では3回ほどあった。

㉒ そのほかにも,カニューレが外れて高血糖昏睡に至った際には、一日中勤務先の事務所ベッドで処置したり、途中で嘔吐したりしつつも何とか自力で自宅へ帰って、一日がかりで処置をしたこともあった。

㉓他方、自宅で昼間に昏睡しそうになったときは、主治医へ電話をかけて指示をもらい、何度か確認電話をもらいながら回復した。

㉔ スーパーで昏睡しそうになったときは,近くにいた人にジュースを買ってもらって処置したこともある。

㉕ 日常生活の些細な症状で高血糖、低血糖になりやすく、体力温存や血糖値の安定のために就寝する必要が多い。

㉖ 今年(2018年)5月28日、用務のため午後に都内へ外出する事があった。しかし、午前6時30分に起床した際には、血糖値は247~286程度であり、高血糖であった。このとき、のどの激しい渇きやだるさを感じた。午後の外出に備えて体力を温存するため、洗濯などの家事は控えて食事をとり午前9時30分まで休息した。午前9時30分から前日に入浴

を済ませられなかったことから、シャワーを浴び、インスリンポンプのカニューレを交換した。午前11時30分頃から午後4時頃まで用務のために外出を行い、午後4時頃には食事をとったあと休息のため布団に入った。その後、午後9時頃には血糖値が84まで低下し、なんとか夫の洗濯を行い(もっとも干し忘れた洗濯物があり翌日に干すことになった。)、深夜0時30分頃就寝した。

㉗このように、自身の思いどおりに、シャワーを浴びたり、掃除や洗濯、食事作りなどの家事も困難なのである。人が日常の生活を営む上でかかせない家事労働も制限されている。

㉘ 糖尿病性神経障害があり、両足がつって歩けなくなる、慢性的な痺れ、立ちくらみ、胃腸障害による消化不安定、低血糖の自覚障害の鈍麻などの症状がある。

㉙ また左目に単純性網膜症があるとの診断、飛蚊症、軽い白内障の診断も受けた。

飛蚊症は、糖尿病性網膜症の症状の1つで、2つくらい小さい黒い虫みたいなものが視界に入ってくる症状である。

網膜症が悪化すると虫の数が多くなる。視力は,右が0.1で左が0.2くらいである。

しかし,低血糖状態になると視力も落ちてしまい、視力の1日内変動も大きいため、視力を一定に保つメガネの装着は却って余計に不便になる。

したがって裸眼で過ごしているものの矯正していないことから、値札や通行表示が見にくいなどの日常生活の不便を余儀なくされている。

㉚ さらに,1型糖尿病の合併症として、急性合併症も発症している。低血糖,低血糖昏睡,高血糖状態などである。

 

 上記の1型糖尿病当事者の事例では、低血糖や高血糖時には低血糖・高血糖による症状が出て、仕事に困難をきたし、家事を行うことさえままならず、日常生活に著しい支障が生じている。

 さらに合併症を有し、合併症が進行するおそれがある。そのため、合併症の進行を管理し、合併症を予防するために、より精密に糖尿病の治療,診察を継続する必要がある。

 合併症の危険によりいつ合併症が発現、あるいは深刻化するものか予想がつかず、仕事や家事などの日常生活に制限が及んでる。

 

 上記の事例について、「障害支援区分の審査判定基準」に照らせば、特記事項を考慮しなくとも、「一次判定ロジックの区分等該当可能性」は、少なくとも「区分4の139番」には該当すると考えられる。

 

 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部による「障害者総合支援法における障害支援区分 難病患者等に対する認定マニュアル(2018年6月)」によれば、「症状が変化(重くなったり軽くなったり)する場合は、『症状がより重度な状態(=支援を最も必要とする状態)』の詳細な聞き取りを行う。」とあることからも、「病名」を除けば、上記事例は、障害者総合支援法において、支援を必要とする状態であることは明々白々である。

 

(9月11日更新)


 

 

◇「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会について

 

 この大フォーラム実行委員会は、2013年に発足し、毎年10月末に集会を行ってきました。

 2016年10月27日にも、4回目の集会を日比谷野外大音楽堂で行いました.

 

 2011年8月、政府に設置された障害者制度改革推進会議の総合福祉部会が「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」(通称『骨格提言』)を発表しました。

 

 これをまとめる審議には、しょうがいしゃ団体の代表も加わりました。 

 その内容はしょうがいしゃが地域の中で暮らしていくための政策を取りまとめたものです。

 

 この「骨格提言」の成立を推し進めた原動力は、2005年10月31日に成立した障害者自立支援法に対するしょうがいしゃとその関係者の憤りでした。

 各地、各団体が運動を展開するとともに、翌年の10月31日以降、毎年10月に日比谷に1万人を超える人々が日比谷に結集して、その意志を示してきました。

 2008年には、違憲訴訟も始まりました。

 

 ところが、2012年に「骨格提言」に基づいて作られるはずの法制度は、障害者自立支援法の一部改訂(実質は、ほとんど変わらない)に終わってしまいました。

 それとともに、全国の団体による日比谷に結集する集会も開かれなくなってしまいました。

 

 「骨格提言」は、しょうがいしゃが地域で、社会で、暮らしていくために、絶対に実現して行かなければならないものです。

 そのためには、しょうがいしゃのより強力なアピールが必要です。

 毎年10月日比谷に結集する連帯の灯を消してはなりません。

 

 私たち大フォーラム実行委員会は、こうした思いの人々が集まり結成されました。

 

 

 

  「骨格提言」とは?

(ほんのさわりだけですが、、、)

 ■ 障害者総合福祉法がめざすべき6つのポイント 

【1】障害のない市民との平等と公平

【2】谷間や空白の解消 

【3】格差の是正  

【4】放置できない社会問題の解決

【5】本人のニーズにあった支援サービス  

【6】安定した予算の確保 

 

☆法の目的 

 全ての国民が、障害の有無によって分け隔 てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を 実現するものであること。

 

☆法の理念

 ・保護の対象から権利の主体への転換を確認する 

 ・ 医学モデルから社会モデルへの障害概念の転換を確認する

 

平成23(2011)年8月30日 障がい者制度改革推進会議総合福祉部会 の提言より抜粋

 

 

■上記の6ポイントを説明しますと、

(1)障害者が、市民として社会参加をし、平等で公平な生活を営むための、総合福祉法であること。
(2)人生のすべての場面において、必要な支援サービスを、すべての障害者に保障すること。
(3)支援サービスについて、地域間格差、障害種別間の格差の是正。
(4)精神障害者の社会的入院や、施設への隔離を解消し、家族介助への依存からの脱却を図り、地域生活を実現すること
(5)本人の意志や希望に基づく支援サービスの提供システムの確立
(6)必要な支援サービスのための財源確保

 






2017年

10.27大フォーラム当日の映像が、youtubeにアップされています。どうぞご視聴ください!

(11月15日)


 

  •  昨年7月、相模原で起きた差別的憎悪犯罪(ヘイトクライム)を私たちは忘れません。障害の有無・重い軽いにかかわらず、いのちの価値は同じだと主張し続けます。
  • しかし政府は、措置入院を強化し、医療・福祉を治安のために使おうとしています。「我が事 丸ごと」と言いつつ社会保障を切り下げようとしています。それには断固反対です!
  • あくまで求めます。権利条約、基本合意、骨格提言の完全実現を!!(2017年大フォーラム) 

  


2017年

10.27大フォーラム

登壇者のみなさん

 

【連帯アピール】

・ 障害者自立支援法違憲訴訟 元原告 家平悟さん

・ 障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会 事務局長 太田修平さ

・ 病棟転換型居住系施設について考える会 長谷川利夫さん(杏林大学)

・ 日本障害者協議会(JD) 副代表 薗部英夫さん

・ 倉林議員、福島議員、金子議員、川田議員

 

 リレートーク【優生思想に反対し、骨格提言の完全実現を求める】

・ 施設での虐待を許さない!_ピープルファースト

・ 津久井やまゆり園事件を風化させない_猿渡達明さん(一歩の会)

・ 優生思想を打つ!_南雲君江さん(優生手術に対する謝罪を求める会)、小田政

利さん(人工呼吸器ユーザーネットワーク 呼ネット)

・ 重度障害者の介護保障運動を 再び! 全国公的介護保障要求者組合+つばさ

差別解消レボリューションダンス)

・ 精神保健福祉法改悪の動きを止めよう_髙見元博さん(ひょうせいれん)

・ 医療観察法国賠訴訟報告_内田明さん(弁護士/国賠訴訟代理人)

・ 当事者が声を上げれば、世の中は変わる_神矢努さん(認知症当事者)

・ 介護保険65歳問題を問う_関口明彦さん(全国「精神病」者集団)

・ 生活保護を切り下げるな_宇都宮健児さん(反貧困ネットワーク代表世話人)

・ 自己責任と社会保障の谷間で_清水牧子(インスリンポンプの会事務局長)

・ 成年後見人制度の課題_遠藤隆さん

・ 特別アピール<福島から>_橋本広芳さん(あいえるの会)

 

(10月28日更新)

 

10.27大フォーラム 2017集会アピール

 

「おとなになったら、かぞくから独立し一市民として、くらしたい」。

 

これは、だれもが少なくても一度は思い描くことだと思います。

しかし、しょうがいや病気があり、支援が必要な身になると、それが一気にむずかしくなり「なんだかいけないこと」として感じてしまう。ひじょうに恥ずかしいことに、それが今の日本社会です。

 「市民としてくらしたい」をむずかしくさせているのは、しょうがいや病気のせいではありません。

じぶんの必要な支援が、周りにじゅうぶんにないためです。

今日の集会では、公的支援をよくせいしようとする国の動きや、多くの社会福祉の課題が語られました。

昨年おきたやまゆり園事件の大きな原因の一つは、厄介者・しょうがいしゃを一カ所にあつめ管理する、日本が長年とってきた国策にあります。

しかし隔離施策のはんせいもせず、小規模化というのもと、また入所施設をつくろうとしています。

施設での虐待があとをたちませんが、通報対象に病院・学校をふくめるおおきな問題を放置し、障害者虐待防止法の改正議論をすすめようとしません。

しょうがいしゃが地域生活をおくるのは、健常者にくらべ簡単ではないです。やまゆり園事件をきに、政府は措置入院をしたひとの生活を警察もふくんだ会議体で支援していこうとしています。精神障害のひとの生活支援をのべるならば、障害者総合支援法の活用と拡充でよいはずで、なぜ警察がでてくるのか。

「支援というなまえをかりた監視」はゆるされません。

難病のひとは支援を、病名によって制限されています。

行政は、ほんにんの生活よりも医学的なことを重視するのです。おおくの自治体は地域生活のために必要な介護時間の上限をかってにもうけ、国はそのじったいを容認しています。

介護保険では、一人暮らしの人にかかせない家事支援、生活援助をかってに必要ないと決めつけ、国の事業からはずそうとしています。

今日の集会でみえてきたのは、“財政難”というインチキことばを多用し、障害や病名ごとに施策をわけ、ほんにんの自立した生活にむきあわない。

支援が必要ならばできるだけ地域住民のボランティアをつかえと、国家がになうべき憲法第25条の責任をかるくしようとする国の姿勢です。これは障害者権利条約、骨格提言とあいはんするものです。

障害や病気があると、かぞくから独立して市民生活をおくるのは、そんなにだめなのでしょうか。「障害者自立支援法違憲訴訟団」と国との基本合意や骨格提言では、そのようなことはまったく書かれていません。この2つの文章では、公的支援をうけながら自立生活をすることは、権利としてのべられています。せんげつ9月29日に行われた私たちと厚生労働省の意見交換で、厚労省のしょくいんは、骨格提言を「これからよんでみます」とおっしゃったのですが、あれからきちんとよまれたのでしょうか。

 わたしたち大フォーラムは、違憲訴訟団と国との基本合意にもとづいて創られた「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言」の完全実現を求めています。

この骨格提言は、ひとを線引きしない福祉政策を提言しており、障害・病気があっても地域でじゅうぶんに生活できる社会、優生思想がはいりこむよちがない社会を描いています。

 私たち大フォーラムは、他の団体と連携し、「市民としてくらしたい」をふかく追求し、強く訴えつづけます。

 

2017年10月27日

「骨格提言」の完全実現を求める10.27大フォーラム参加者一同

 



祝!山吹書店「生きている!殺すな」刊行!!

私たちの本が、世に出ました。

たくさんの方に読んでいただけるよう、がんばりたいとおもっています。

(10月15日更新)

 



4月に多くの方にご協力いただいてレコーディングした

ラブ・エロ・ピースの「死んでない 殺すな」の動画が公開されました。

 

(8月18日更新)




NPO大阪精神医療人権センターのかたからのお知らせとお願い

「精神科医療の身体拘束を考える会」のホームページが立ち上げられました。

拡散やリンクへのご協力ををお願いします。

https://www.norestraint.org

 (8月27日更新)

 

 



ひきつづき、大フォーラム実行委員会をよろしくおねがいいたします。




ピープルファーストジャパンの津久井やまゆり園事件にたいする声明文全文を、次ページ「このサイトについて」に掲載しています。

(2016年の大フォーラムの当日プログラムに、はさみこんでいるものです)